デートでは、男性が全て出す、もしくは男性の方が多く出すケースが多いです。
ただ、絶対にそうしなければならないということではなく、価値観や考え方によって大きく変わってくる部分でもあります。
そこでこの記事では、大人カップルのデートは割り勘の方がいいのか、負担割合はどのように決めればいいのかということについて詳しく解説していきます。
・「男が全部出すが当たり前」はもう古い？
40代あるいは50代の女性の中には、
「男が全部出すのが当たり前」
と考えている方もいるでしょう。
たしかに、今でもこのような風潮が残っていますが、時代の変化に伴って少しずつ世間の考え方も変わってきています。
現在では、男女平等という考え方が浸透してきていることもあり、お会計についても「平等であるべき」と考える方が増えているのです。
・大人カップルの割り勘って実際どう？
10代や20代など、まだ社会に出ていない、あるいは社会に出たばかりのカップルであれば、お互いにそこまで金銭的な余裕がないため割り勘という選択も良いでしょう。
ただ、40代や50代の大人カップルの場合、特に男性側にはある程度金銭的な余裕があるケースが多いため、割り勘という考え方に疑問を持つ女性もいます。
これについては正解がなく、基本的にはそれぞれの価値観次第ということになります。
古き良き日本の考え方をお互いが持っている場合は、男性が全てもしくは多めに出すというのもありでしょう。
そうでない場合は、40代や50代であっても必然的に割り勘することになります。
・割り勘を提案してくる男性の心理
女性の中には、
「なぜ男性が割り勘を提案してくるのかわからない」
という疑問を抱えている方も多くいるはずです。
そこでここからは、割り勘を提案してくる男性の心理について詳しく解説していきます。
・・二人とも大人だからという考えを持っている
10代や20代など比較的若いカップルは金銭的な余裕がないことも多いため、割り勘をするケースもあります。
ただ、40代あるいは50代のカップルはお互いに大人であり、二人ともある程度金銭的に余裕があるケースが多いため、
「二人で折半すればいいだろう」
と考える男性もいるのです。
・・相手の反応を見たい
相手の女性と真剣に交際をしたいと考えている男性の中には、相手の反応を見たいと考えて割り勘を提案する方もいます。
割り勘を提案したときに、嫌な顔をするか、喜んで受け入れてくれるかで女性の心のうちを見極めたいと思っているのです。
・・お金がない
先ほど、40代や50代になるとある程度金銭的な余裕が生まれると解説しましたが、これは全ての男女に当てはまることではありません。
中には、金銭的な余裕がない40代、50代の方もいます。
このような男性は、
「出したくてもお金がないから出せない」
という状況に陥ってしまっているケースもあるのです。
・・本命ではない
男性の中には、
「本命以外の女性にお金を使うのはもったいない」
と考えている方もいます。
毎回割り勘を提案してくる男性は、もしかしたらあなたに好意がないのかもしれません。
もちろん、先ほど紹介した理由で割り勘を提案してくるケースもあるため、100％好意がないと断言することはできませんが、その可能性も捨てきれないということだけ覚えておきましょう。
・割り勘を提案されたら女性はどうすればいい？
では次に、割り勘を提案されたとき、女性はどうすればいいのかということについて詳しく解説していきます。
・・断る選択肢は基本的にない
男性から割り勘を提案された場合、基本的に断るという選択肢はありません。
なぜなら、女性もそのお金で飲食をしたり、楽しいひと時を過ごしたりしているからです。ここで嫌な顔をすると、男性から引かれたり、ネガティブなイメージを持たれたりする可能性が高くなりますので注意してください。
・・交代で支払うのもおすすめ
どうしても割り勘が嫌な場合は、交互に支払うのがおすすめです。
例えば、
「次は私が出すから、ここはお願いしてもいい？」
という感じで提案することによって、男性を不快にさせることなくスマートに支払いが行えるようになります。
・・私が全部出すといってみる
多少の駆け引きを含む方法ですが、相手から割り勘を提案されたときに「それなら私が出すからいいよ」といってみるのも1つの方法です。
その時の反応次第で、相手の考えや自分に対する気持ちが良くわかります。
「それならお願いしようかな」
と女性に全てを任せるような男性は、その段階で見切ってしまってもいいかもしれません。
・割り勘を提案されたときに女性がやってはいけないこと
では次に、割り勘を提案されたときに女性がやってはいけないことを2つ紹介していきます。
・・嫌な顔をする
「デート代は男が出して当たり前」という考えを持っている女性の中には、割り勘を提案された瞬間に怪訝な顔をする方もいます。
ただ、これをやると男性からの印象が一気に悪くなるため注意が必要です。
先ほども解説したように、男性の中には割り勘を提案したときの女性の反応を見たいと考えている方もいるため、心では「え・・・？」と思っていても、顔や態度には出さないようにしましょう。
・・財布を出さない
お会計の時に、財布を出さない女性も一定数いますが、これは絶対NGです。
男性は、
「お会計を全て払ってもいい」
「自分の方が多めに出したい」
と思っているケースも多いのですが、それはあくまでも女性がお財布を出したり、払う素振りを見せてくれたりした場合の話です。
あからさまに「男性が出して当たり前」「私は払いません」というような雰囲気を出してしまっていると、嫌われる可能性が高くなりますので注意してください。
・デートのお会計で悩まないためには？
デートのお会計については、年齢関係なく全てのカップルにとって悩ましいポイントです。
中には、
「どちらが支払ってもいいけど、お会計の相談をするのが一番嫌だ」
と考えている方もいるでしょう。
そのような方は、二人の財布を作り、毎月決まった金額を入れて、その中で遊ぶのがおすすめです。
そうすれば、どちらが出すかで悩んだり、気を使ったりすることもなくなります。
・まとめ
40代や50代の大人カップルは、デート代の負担割合で悩むケースが多いです。
近年では、割り勘を提案してくる男性も増えているため、女性としては少し疑問を感じてしまっているかもしれません。
ただ、デート代の負担割合については正解がありません。
そのため、二人でよく話し合いながら決めていくことが大切です。
少しでデリケートな問題であり「切り出しにくい」と考える方もいると思いますが、お互いがストレスを溜めず、ずっと仲良くいるためには重要なことですので、早い段階で話し合っておきましょう。
お会計の相談をするのが嫌な場合は、二人の財布を作るのもおすすめですので、デートのストレスを軽減したい方や、スマートに支払いをしたい方はぜひ試してみてください
