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愛情?それともお金?結婚をする上で考えるべき問題

今のご時世だからこそ、結婚するときに相手の年収が気になってしまうという方は多いでしょう。
少し前にあのデヴィ夫人の「大好きな年収200万の男と好きでもない年収1億の男、どちらと結婚するべき?」といった発言が取り上げられましたよね。
1億稼ぐ男性は一般人にはほとんどいませんが、それほど好きでもない高収入の男性と大好きな年収200万の男性がいたとして、結婚相手としてはどちらを選べばいいのでしょうか?
愛情なのか、それともお金なのか?
今回は結婚をする上で考えるべきこの問題について触れていきたいと思います。

・アンケート結果などでは年収を優先する女性が多い

50代の方や中高年の方も含めて、アンケート結果などでは結婚にあたって年収を優先する女性が多い傾向にあります。
何年か前にはあまり容姿が好ましくない高収入の男性と容姿に恵まれているものの低収入の男性であればどちらがいいかというアンケートで、大差をつける形で前者が支持されていることでも少し話題になりました。
この場合、容姿と年収ですので愛情と年収のどちらを取るかという話はちょっとばかり違ってくるのですが、やはり何かしらの選択を迫られたときに年収のほうを取るというケースは少なくありません。
もともと女性は男性よりも現実的な思考をする方が多いです。
現実的な思考をするからこそお金のやりくりも男性より上手にできるという女性が多いのでしょう。
特に、50代に入り中高年と呼ばれるほど人生経験を積むと、よりいっそう現実的な考え方にも磨きがかかるはずです。

・年収を優先して結婚したからといって絶対に幸せになれるとは限らない

ただ、注意しておきたいのが年収を優先して結婚したからといって絶対に幸せになれるとは限らないという部分です。
結婚するために数ある出会いの中から選び抜いて高収入の男性と結婚しても、思い描いたような結婚生活ができなかったり、「独り身のほうがいいや」と思ってしまったりするケースは実際にあります。
例えば、高収入の男性を結婚する場合、その男性の収入を自分も自由に使えるものと思っている方も多いでしょう。
しかしながら、その男性が高収入でもドケチだったらどうでしょうか?
お金を自由に使わせてもらえないどころか、お小遣い制でお小遣いも微々たるもの……という可能性もあります。
お金があるからといってそれを自由に使わせてもらえるとは限らないのです。
また、お金が自由に使えたとしても、愛情のない結婚生活で心が満たされなくなってしまうという可能性もあります。
お金があって困ることはないものの、どれだけお金を使ってもただただ虚しいだけ……というような本当にドラマや映画のようなつらく苦しい思いをするかもしれません。
もし愛のない結婚で夫から愛情が感じられないからと、不倫に走ってしまえばもっと大変です。
高収入の夫だからこそ探偵を雇ってバッチリ証拠を揃えてくるでしょうし、有能な弁護士を雇って裁判を起こす可能性もあります。
もちろん、これらは極端な例ではありますが、こういうパターンもあり得る、起こり得るというのは頭に入れておいたほうがいいでしょう。

・年収が少ない男性でも愛があれば幸せ


年収を優先した結婚よりも、愛情を優先した結婚のほうが幸せという方もいます。
実際に、年収が少ない男性でも愛し合っているならばそれはそれでひとつの幸せです。
それに年収が少ないというのは一部の男性に限ったことではありません。
例えば、今は共働きの夫婦も多くなりましたよね。
共働きが女性の社会進出の象徴のように取り上げられている部分もあるのですが、もっと根本的なところに目を向けるとこれは今の日本では男性の収入だけでは暮らしていけなくなったというだけの話なのです。
それだけ年収面で頼りない男性が増えているということであり、同時に今の日本が不景気であるということの証です。
それでも最初から「今のご時世だから……」と共働きを前提に考える女性もいますし、男性の収入だけではなく、自分も頑張って働いてそれで最低限の生活ができればいいという方であれば年収の少ない男性と結婚しても幸せになれる可能性が高いです。

・ただし、綺麗事だけではうまくいかないのが現実

年収が少ない男性と結婚しても、愛情があるからこそ幸せになれるというケースも確かにあります。
ただし、綺麗事だけではうまくいかないのが現実です。
特に、人というのはいい意味でも悪い意味でも変わっていくものです。
結婚した当初の相手であればどれだけ苦労をしようとも一緒に乗り越えようと思えたかもしれませんが、結婚して時間が経過して相手が変わってしまうこともあるのです。
ギャンブルをしない人だったはずなのにギャンブルにハマってしまうということもあれば、突然女遊びに目覚めるようなこともあるかもしれません。
また、相手が変わらずとも自分自身の気持ちが変わってしまうこともあります。
若いうちは「何があっても大丈夫!」という根拠のない自信があったのに、年齢を重ねて中高年と呼ばれる年代になってくると「このままで本当にいいの……?」という不安を抱える可能性もあります。
若いうちというのは若いからこそ何とかなってしまう部分もあります。
多少の無理もできるでしょう。
ただ、50代になって若い頃のような無理ができなくなってくると若い頃に思い描いていた結婚生活が送れなくなってきます。
「もうちょっと貯金する予定だったのに」「もうちょっと貯金できているはずだったのに」ということもあるかもしれません。
何よりも今の日本で50代の方や中高年の方がこれから先の自分の将来を考えたときに、お金の心配をするなというほうが無理な話です。
今の日本で結婚して生きていくからこそ、綺麗事だけではうまくいかないのです。

・お金のことを考えるのは大切

結婚において相手の年収を気にするのは下品だというような風潮もありますが、やはり生きていく上でお金というのは本当に大切なものです。
特に、今の日本のようにお金がないと何もできないような国だとなおさらです。
住まいにも日々の食事にも病院へ行くのにもお金がかかるのです。
お金がないと最低限の生活すら送れないわけですから、生きていくためにお金のことを考えていかなければいけません。
そうなってくると、相手の年収を気にするのは別に下品でも何でもなく、お互いの将来を考えてこそのことだと言えますよね。
お金のことを後回しにして結婚してしまうと、お金がないことで喧嘩になることもあるでしょうし、お金がないことをお互いのせいにしてしまうようなことも出てくるかもしれません。
逆に言えば、お金にある程度の余裕があると気持ちにも余裕が出てきて、少なくともお金がないことで喧嘩をせずに済むのです。
愛情もお金も結婚においては大切なことです。
二者択一ではなく、そこそこの年収といった具合にバランスよく考えていくのがいいかもしれませんね。

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