大人世代の出会い・恋愛・結婚コラム

シッカリと成婚に結び付けるために。50代の婚活で考えること

高齢化社会になった。と言われてずいぶん時間の経つ今、50代の婚活も珍しいものではなくなってきました。
女性の平均年齢が80代であることを考えれば、独身の50代女性は残りの30年を1人で生きていくことになりますし、人生100年時代が来れば50代はまだ人生の半ば、結婚を諦める年齢ではありません。
しかし、そのハードルは低くはありません。
シッカリと50代の婚活を生かしていくためにも、きちんとした考えを持って挑む必要があります。

●50代の婚活で考えること@ 男女共通で考えること。
まずは、男女共通で考えることを考えましょう

・親の介護
これは非常に大きな問題です。
高齢化社会であなたが婚活をする時代になったように、とうぜん親世代もまた、昔に比べると長生きをするものです。
それはとても喜ばしいことですが、そこには介護という大きな問題もあります。
一昔前なら、50代のひとに両親が揃っているもしくはどちらか存命というケースは多くありませんでした。
しかし、人生80年、この先100年の時代が来ようという今、50代で親の介護リスクを持っているというのは、もはや普通のこと。
とうぜん、結婚相手にこのリスクがともに有るというのは考えるべきです。

・家族や親戚の意見
いくら高齢化社会になろうと、周囲の理解が進んでいるとは言えません。
初婚であれば親戚の意見だけですが、もし再婚以上ということになれば、そこのは成人した子どもたちや場合によっては孫のいる人もいるでしょう。
こういった方に対して、50代の婚活をするのであれば十分な理解を求める必要があります。
少なくとも、『反対を押し切って』はあるとしても『内緒で』というわけにはいかないのです。

●50代の婚活で考えることA 男女別の考えること
では次に男女別で考えることを見ていきましょう。

・男性が考えるべきこと
50代の婚活で男性が考えるべきことの一番は、やはり経済問題でしょう。
というのも、この年代は男性が生活費を支えるという感覚の方の割合がおおきいからです。
この先定年を迎えるまでに貯めることのできる老後の資金が定年後の二人の生活費になる場合が多いのですから、これを考えておくのはとうぜんです。
また、結婚歴というのも大きな問題になります。
婚活の趣旨が再婚以上であった場合、そこには、前妻との間の慰謝料や養育費の問題がとうぜん存在しますから、そこにどう折り合いをつけてもらえるかは重大な問題。
きちんとした意識が必要です。

・女性が考えるべきこと
これは、子供です。
現在いる子供だけではなく、結婚後、ふたりの子供を作れるのかは間違いなく大きな問題になってきます。
現実問題、50代からの婚活で子供を授かるということはなかなかに難しいことですから、結婚の条件に子供というものがない相手を選ぶことになるでしょう。
また、再婚以上の場合は前夫との間の子供、いわゆる連れ子の問題もあります。
連れ子がいるというのは決してプラスの条件ではありませんし、前夫との間に養育費の関係や子供とのコミュニケーションがあるというのを嫌う男性もとうぜんいます。
しっかりと考えておくべきことです。

●50代の婚活で考えることB それでも結婚したいという強い意志
さて、50代の婚活を色々考えてきましたが、いちばん大切なのはこれです。

・ハードルが高いのは承知の上
50代の婚活では、たくさんの考えることがあり、そのほとんどはマイナス要因になることばかりです。
とうぜん、色々なことを考えれば考えるほど頭の痛いことが噴出してきて、婚活という行動に対して尻込みをしてしまうこともあるでしょうし、それが普通です。
世の中の50代が人生の安定期に入ろうかという頃の大変化です、ハードルはとうぜん高くなります。
しかし、それは承知の上のはずです。
50代という年齢は、そこまで重ねてきた知識と経験は、まさかそれが困難なことだとわからずして婚活に挑むような年齢でもないはずです。

・それでも結婚したいと思った自分を大切にする
しかし、そんな中で結婚したいと思った自分がそこにはいます。
そう、50代の婚活にはいろいろ考えることがたくさんありますし、頭を悩ませなければいけないことがたくさんあります、しかし、一番に考えるべきはその強い意志です。
30代や40代の婚活よりも、高いハードルだと知っていながら、なぜ自分は結婚したいと思ったのか。
そんな高いハードルを超えて、色々なことに頭を悩ませるとわかっていながら、なぜ結婚をするという決断を自分はするに至ったのか。
そうまでして結婚したい自分の心をシッカリと見つめ、そして考える。
50代の婚活を考える上で、最も大切なのはそれなのです。

●現実を見据えた上でモチベーションを保つ
50代の婚活に必要なのは、きちんと現実を見つめること。
しかし、見つめた現実の重さとそのハードルの高さに負けないように、自分の中にシッカリとした結婚に対する意識とモチベーションを保つこともとうぜん大切です。
この現実を把握することとモチベーションを保つこと。
この2つのバランスがしっかりと取れていることが、50代の成婚率を高めるポイントでもあるのですから。

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