大人世代の出会い・恋愛・結婚コラム

40代50代、大人の恋愛をうまく続けていくには?

年齢を重ねるごとに、味の好みが変わるように恋愛に求めるものも変わってきます。
いくら20代の頃の恋愛値権が輝いていたとしても、また、20代のような恋愛にあこがれていたとしても、もうあなたは20代ではないのですから、それではうまくいきません。
そこにはやはり「年相応」の恋愛術が必要なのです。
ですのでここからは、そんな年相応の恋愛術についてその秘訣を解説していこうと思います、キーワードは「大人の自覚」です。


●大人の自覚とは相手本意であること
20代の恋愛では、恋愛とは自分の幸福を高める要素でした。
もちろん、40代50代の恋愛も自分の幸せを求めてかまわないのですが、しかし、とうぜんそれだけではうまくいかない場合が増えてきます。
なぜなら、自分本位の幸せの追求は「若いからこそ許される」面がおおいにあるからです。
対して40代50代というのはもう十分立派過ぎるほどに大人。若さゆえの特権は、もうありません。
そんな大人の恋愛に求められるのは自分本位な幸せの追求ではなく、相手の立場にたった相手本意の上手な人間関係の構築になります。
そして、それこそ「大人の自覚」といわれるものなのです。


●とりあえず恋愛スタイルを3分割。
まずは、恋愛のスタイルを3分割していきましょう。
それは、相手が年下、相手が同年代、相手が年上の3パターンです。

・相手が年下→父性や母性と恋人のバランス感覚
男性ではほとんどの場合、そして女性でも多くの場合がこの相手が年下というパターンになってくるでしょう。
そんな年下との恋愛において最も重要で、欠かすことのできない要素となるのが、男性であれば「父性」女性であれば「母性」つまり、包容力です。
そもそも年上の人間と付き合う人、もしくは付き合いたいと思う人は、この包容力を求めていることが多いのです。
年上の人に頼りたい、甘えたい、優しく包み込んでほしい。
こういった欲求をもって恋愛に臨むのですから、年上の側としては、どれくらいこの欲求にこたえてあげられるのかがポイントになります。
しかし、答えすぎてしまっては、それではただの親子。
そこに、恋愛の要素、例えば、たまにこちらから甘えるなどといった恋人の要素をバランスよくくわえていくことが、うまく続けていくコツになります。

・相手が同年代の場合→同士や親友のような恋愛
同年代の恋愛において大事なのは、親友の様な立ち位置の恋愛です。
あなたが、恋愛に関して、20代の頃の様にきゃぴきゃぴと恋愛するのが気恥ずかしく、そしておおいに疲れると思っているように、相手もそう思っています。
また、見栄を張るのも、互いにけん制し合って計算をちりばめるのも、やはり同様に面倒です。
40代50代同士の恋愛にとって、一番に求められるのは、安らぎ、孤独感からの脱却、そして、気心の知れたパ―トナーの獲得です。
だとすれば、相手にとってふさわしいのは、まるで親友や同士のように気を使わなくていいパートナー。
お互いがお互いといるときに最も心が安らぐ、もしくはゆっくりと癒されている。
愚痴をこぼせば気が合うし、悩みを打ち明ければ共感してもらえる。
そんな、親友のような恋愛関係を気付くことができれば、よい恋愛が続いていくでしょう。

・年上との恋愛→敬意と思いやりを忘れない
40代50代の人が年上と恋愛するとき、相手が一番感じることは何だと思いますか?
それは、年齢からくる引け目です。
40代50代の人が20代30代の人と付き合う時ですら、若い相手に対して引け目を感じるのですから、さらに年上となれば、その大きさはかなりのものです。
ですので、大事なことは、相手に対する思いやりと敬意です。
相手が自分の感じる年齢的な引け目をそれほど感じなくてすむような接し方、相手のその年齢からくるものに対して敬意を抱いていると感じさせる態度。
その様な、思いやりを持った関係性を作り上げることができれば、よい恋愛につなげていけることでしょう。


●全年齢対象での恋愛ポイント
では最後に、どの年齢の人と付き合う場合でもt概説にしたいポイントを見ていきましょう。

・結婚を焦らない。
気持はわかります、焦りたくなって仕方がありません。
しかし、恋愛即結婚というのは、相手に対して与えるプレッシャーがかなりのものですし、まるで結婚のために恋愛相手を「見繕った」かのような印象を相手に与えてしまいます。
それでは、せっかくの恋愛も、なんだかそれ自体が目的化しているようで、よい恋愛とはいいがたくなってしまいます。

・背伸びしない
20代ではないのです、背伸びしても仕方がありません。
40代のしっかりとした大人として、身の丈に合った自分をありのままに見せていかないと、背伸びした自分の姿を演じ続けていくような体力は、もうないのです。
それに、40代50代のありのままの自分を愛してくれる人でなければ、この先に良い恋愛が待ち構えているとは言えないですよね。

・恋愛だけに没頭しない
最後は簡単に。
40代50代にもなって、恋愛だけに没頭すると、大事なものを失います。
あくまで、余裕をもって「大人の自覚」を忘れないようにしましょう。


●若さの代わりに手に入れた「大人の自覚」
40代50代になれば、若さはもうほとんど失われています。
しかし、確かに若さは失ってしまったかもしれませんが、そのかわりに「大人の自覚」を手に入れているはずです。
そう、大人の自覚は、40代50代の人間に若さの代わりに与えられた魅力なのです。
十分にそれを発揮して、素敵な恋愛を謳歌したいですよね。


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